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海外で読み聞かせにお薦めの日本の絵本シリーズ10選

2021-04-12

絵本

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教室に来てくださる保護者の方からよく聞かれるのが、どの絵本がお薦めですか?という質問です。

日本にいれば、本屋さんに直接出向いて、内容を自分で見てから買うことも可能ですが、海外からは難しいですよね。インターネットでストーリーや評価を見て、それを頼りに恐る恐る買ってみるという方が多いのではないでしょうか。

今日はそんな方に、母親であり、幼児日本語教師であり、そして保育士である私の視点から、お薦めの絵本シリーズを10個、ご紹介したいと思います!

海外で読み聞かせにお薦めの日本の絵本シリーズ10選

海外在住だと、絵本購入にもお金がかかりますね。海外郵送が必要ですからね。でも私はこのちょっとした投資が将来の子供達にとってとても有意義なものになると信じています。

確かに、今はインターネット上でお話しを読むくらいならでき、絵本の置き場所も必要なく便利な面もあります。でも、小さな子供にとって、実際に自分で絵本を手に取り、めくり、親と一緒に絵本を楽しむその時間は本当に貴重なものです。是非状況が許すなら、毎日の親のコーヒー代を削ってでも入手してください。

生徒さんのママで、フルタイムママの方がこれを聞いて計算されたら、毎日出勤時かランチタイムに購入していた、コーヒー、一杯4.80を週1に減らせば1か月約8000円の節約になり、送料を考えなければ約8冊の絵本が毎月買えることに気付かれました。毎日自分は好きなコーヒーを飲んでいて、子供には高いからと日本の絵本を買わずに月に1度だけ借りる図書館での数冊の絵本に頼っていたそうです。

図書館や文庫もとっても良い方法ですが、海外ではその冊数、頻度などにどうしても限りがあります。お気に入りの絵本は是非、自分のものを持ち、いつでも何度でも読めるようにしておきたいですね。

それでは早速お薦めのシリーズをご紹介します!

かこさとしさんのからすのおはなしシリーズ

これはもう絵本の王道ですね。保護者の方も小さいころ読んでもらっていた方多いのではないでしょうか。

私達の子供の世代になり、そのからすのパンやさんの子供達も大きくなってそれぞれの人生を切り開いていきます。そのお話が本になっているんですよ!出版されるのを知ったときは私はもう大興奮で、全部揃えました。

さすがは、かこさとしさん、文章の面白さリズムの良さ、そして想像と会話がどんどん弾む絵とその量

日本在住のお子さんにももちろんですが、日本語教育をそれ以上に頑張らねばならない私達海外在住組にとって、本当に素晴らしい絵本シリーズの一つだと思います。もともと少し長めの絵本ですが、これ一冊で小さなお子さんとでも1時間以上余裕で読んで話し込める内容です!

14ひきのねずみシリーズ

こちらも王道ですね!14匹シリーズ。このシリーズの何が素晴らしいかって、本当に絵が美しい。そして描写が多く、ストーリーの裏で文字になっていないストーリーが絵に描かれているんです。

読むたびに新しい発見があり、気付かなかった裏でのストーリーに感動します。

14匹が1匹1匹それぞれの個性を発揮していて本当に素敵ですよ。

しっかり者のお兄ちゃん、面倒見の良いお姉ちゃん、何もまだわからない幼い妹や弟、それぞれの描写がほんわか描かれていて、家族っていいな、家族って素敵と自然に思わせてくれるそんな絵本です。

シリーズのもたくさん出ていて、日本の文化にちなんだタイトルも数多く出ています。お月見やもちつきなんかもありますよ。お薦めです!

だるまちゃんシリーズ

王道3番目です。ちょっと古めかしいイラストではありますし、だるまにてんぐという現代の子には取っつきにくいキャラクターでありながら、やはりここは加古里子さんですね。たっぷりのユーモアと、単純明快なストーリーに、人を引き付ける感情の流れがあります。

海外在住のお子さんなら天狗やだるまを知る良い契機ですし、ストーリーが面白いのですぐにファンになると思いますよ!

そらまめくんシリーズ

なかやみわさんのそらまめ君シリーズです。そらまめ君シリーズの良さはとにかくそのストーリーの焦点。なかやみわさんが子供たちに伝えたいその焦点がとても感動的に、やさしく描かれています。

シリーズも次々にたくさん出ていますが、安心して挑戦できるシリーズです。

100かいだてのいえシリーズ

この絵本シリーズはとにかくその絵を楽しんで会話を弾ませるのによいと思います。特に海外在住組のお子さんには、色んな単語に出会えるチャンスとなります。

特に素敵なストーリーがあるわけではないのですが、一番上(下)に何があるのかわくわくしながら楽しめますよ。日本語にあまり興味を示さない時や、少し大きくなって、お母さんの絵本の読み聞かせに集中しなくなってきたりした子にもお勧めです。

ぐりぐらシリーズ

こちらも有名シリーズですね。

ストーリーのかわいらしさ文章のリズム感、思わず明日の朝食にはホットケーキが食べたいと思うほどです。

たくさんの動物の描写もありますし、卵を運ぶ方法を色々考えるところなど、子供心をくすぐるシリーズです。

ピンポンバスシリーズ

乗り物好きなお子さんには特におすすめなのがこちらのシリーズ。表紙だけだと(個人的には)特に購買意欲を掻き立てられないのですが、描写も多めで、お子さんとの会話も弾みますよ。

実際にお膝にお子さんを載せて、出発しまーす、右に曲がったり坂をのぼったり臨場感を合わせて読むとお子さんは本当に大喜びです。日本のバス(オーストラリアでもですが)では降りたいバス停でピンポーンとボタンをおしますし、 運転手さんの(アナウンスの)お決まりの文句がありますね、そういうのも自然に聞きなれることができます。

バスでのお出掛けにわくわくしている子供の気持ちを感じながら、自分達もわくわくできる、そんな絵本です。

ポポくんシリーズ

このシリーズ、とってもお薦めなんです。

描写が14匹シリーズのように多いわけではないのですが、ピンポイントで描かれている絵が本当に役に立ちます。たとえば動物の名前、果物の名前、色の名前お寿司の名前、お寿司の作り方。道具の名。ひみつきちでは、ちょっとした′オチ’がわかるかでお子さんの日本語能力もわかりますよ。

絵もストーリーもとてもかわいらしく、小さなお子さんも釘付けです。

10ぴきのかえるシリーズ

このシリーズでは10匹のかえるたちが色んな冒険やアクティビティに挑戦します。

たくさんの試練をみんなで力を合わせて乗り越えてハッピーエンド。

その間に出てくるものやキャラクターの名前も勉強できますし、小さなお子さんには丁度良い塩梅のドキドキわくわく感で、つい他のお話もとシリーズを揃えていく人が多いです

日本昔話シリーズ

これはもう、日本人なら知っていて当然のお話しですね。

日本昔話は意外とと残酷なお話も多いので、もう一度お母さんが読んで確認してから読んであげてください。私たちには普通だった昔話ですが、鳥の舌をちょん切るとか、犬やかにのお母さんが死んでしまうとか、小さな子には悲しかったり残酷なシーンが出てきたりします。

しっかりと何故日本ではこのお話が良しとされていたのかがわかる年齢になるまでは、言葉をやわらげたり、残酷なシーンの描写がないものを選んで読んであげましょう。

ちなみに残酷なのは日本の昔話だけではありません。

例えばアンデルセンだって、醜いアヒルの子、当然のように見ていますが、親のネグレクトですよね。醜いからって、愛してもらえない。仲間に入れてもらえない。ブレーメンの音楽隊だって、全ての動物が酷い目にあって追い出されます。

世界中で歴史があり、そして今があります。それに伴ってお話しも変化してきているので、一概に良い悪いは言えません。ただ、それを現代風にアレンジしてより良いように伝えていく努力は必要だと思います。

まとめ

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絵本は子供の心と想像力を育て、そして日本語能力を育んでくれます。でも海外から実際に絵本を手に取って選ぶことは難しいですよね。

そこで今日は10シリーズのお薦めの絵本をお伝えしました

これから揃えていこうと思っている方にも、どれか良い絵本はないかとお探しの方にもお薦めですよ。

絵本は幼児日本語教育においてももっとも重要な材料だと思います。是非是非お子さんの反応を見ながら毎日1冊でも読んであげてくださいね。

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みいさん

こんにちは!みいさんと申します。 オーストラリアの田舎で、 2人の子供を育てています。 このブログは、PCから逃げて逃げて生きてきたPC音痴から脱出すべく、始めました。 本業の子供への日本語教育、そしてニュースで気になったことや役に立ちそうな情報を発信していけたらいいなと思っています。

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