日本語教育

海外在住子供の日本語教育・無理なく継続していく方法

2021-02-23

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海外在住の多くの保護者の方の共通のお悩み、それは子供の日本語教育ですよね。一言で日本語教育と言っても、ご家族の環境や状況、考え方、目標、そして子供の性格や年齢、そもそもの言葉に対する素質によって、選択肢も変わってきます。

うちも2人の男の子がいます。同じお腹から生まれてきたとは思えないくらい、性格もタイプも違います。日本語教育は、通信教育や知育玩具などの力も借りて、もっぱら自宅でやってきました。

そんな我が家で、日本語教育のために、できるだけ無理なく継続してきた方法をお伝えします。無理なく継続するには、環境を整え、有効な知育玩具を揃え、海外での日本語教育に合う通信教育や教材を選び、利用することが肝心です。よかったら参考にして下さいね。

海外在住の日本語教育・無理なく継続していく環境を整る

まずは、誰にでも簡単に、無料で、今できることからお伝えします。

  • リビングルームに絵本、漫画、雑誌など、子供の年齢や興味に合わせて、ブックコーナーを設置してください。
  • 車の中にも何冊か置きっぱなしにして下さい。
  • 車内のCDを日本の童謡(小さいお子さん)や流行りの音楽(大きいお子さん)に変えましょう
  • 全ての記入しても良い物(食器、カトラリー、タオル、下着、靴下、服など)に名前(文字)を書きましょう。
  • できるだけ日本のもので子供達が好きなものを与えましょう。(本、漫画、おもちゃ、お菓子、食品、情報、何でも可)

本等を、リビングルームや車にというのがポイントです。子供部屋の本棚に綺麗に整頓して置いてあっても、全く意味がありません。要は、ほんの少し時間ができて暇だなとなったその瞬間に、手が伸びる距離。これが大切です。

わざわざ子供部屋まで行って、本を選んで、取って戻ってきてから読もうとは思わないのです。ただそこにあれば、暇だから手に取る=日本語を読むと言う流れになります。

車内で日本語の音楽を掛けることもお忘れなく。これは年齢が上がるにつれて難しくなります。子供が自分で好きな音楽を選べるようになってくるからです。小学校高学年にもなると自分でPCでサーチして勝手に好きな曲を聴くようになりますから、こまめにリサーチしてその曲をかけるようにし、お母さんも一緒に歌う練習ができれば完璧です。

食器やタオル、下着、靴下など、全てに名前を書くのは、平仮名を覚えさせたい間は平仮名で、カタカナの場合はカタカナ、漢字の時は漢字がいいです。また、名前は既にできるというのであれば、他の言葉でも構いません。とにかく毎日使うものに日本語を書き入れて子供の目に映します。

いちいち、これ何て読むの?とは聞き正しません。聞いてきたときだけ答えます。目に映すのが目的です。

最後に、日本は素敵だ、日本は素晴らしい、日本のものはいいものがたくさん、日本の食品はおいしい、など、とにかく日本を持ち上げて、(特に海外生まれ海外育ちのお子さん)日本に興味や誇りを持つように仕向けていきましょう

嘘をつく必要はありません。でも正直、日本の食べ物って本当においしいですよね?おもちゃだって精巧にできているし、お洋服だって素敵だし。そういう良いところをどんどん知らせてあげてください。

大きくなると、日本人は大地震の時に力を合わせてたったの何日かで道路を直してしまったとか、日本は安全だから、小学校低学年の子が一人で電車を乗り換えて学校に通学しているとか、そういう情報さえ、興味を持って聞き、日本てすごいなと思っています。

もちろん、本人が大きくなって、実際日本にいる時に感じることは違うこともあるかもしれませんが、日本の食品や商品が素晴らしいことなどは誰から見ても納得のことだと思いますし、アニメだって海外でも高評価を得ています。日本人の勤勉さや真面目さも、和(輪)を大切にするところも、ケチをつける人はいないのではないでしょうか。

海外にいるからこそ、たくさんの日本の良いところをどんどん示してあげましょう!きっと日本語を勉強するモチベーションの一部になりますよ。

海外在住の日本語教育・無理なく継続するには有効な知育玩具を利用する

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お子さんがまだ小さい方に有効なのが知育玩具です。ちょっとお高く感じるかもしれませんが、これ、ものすごく使えます。小学校低学年まで使えますから、コスパ良しです。

長い日本語教育の中で、このおもちゃで遊ぶことによって語彙力が増えるなら、日本語を楽しく学べるなら、むしろ安い!と思います。

私がもし、海外で生まれたベビー達の日本教育アドバイザーなんて職業だったとしたら、まずはこれらの商品を揃えるようにお薦めします。

  • アンパンマン おしゃべりいっぱい ことばずかん スーパーデラックス
  • ひらがな積み木
  • ひらがなマグネット

アンパンマンおしゃべりいっぱいことばずかんは、2歳になったら購入して準備しておくのが良いです。言葉に興味をもつのが早いお子さんは2歳過ぎくらいから興味を示しだします。2歳のお誕生日プレゼントにも良いかもしれません。逆に言葉に興味を示すのが早いお子さんに、こういう玩具を3歳になってから渡しても、取っつきが悪いです。お子さんをよく観察して、早め早めに与えるのが正解です。

ただ、もう2歳より大きいからといって使えないかというとそうではありません。このおもちゃはとにかくペンで図鑑内のものを指すと、日本語でそれが何か教えてくれる、という、ある程度大きい子供にとって楽な勉強法です。机に向かってドリル、は辛くても、ペンでタッチして聞くだけなら5分頑張れたりしますよ。食べ物の名前から駅やバス停、遊園地、観覧車、色んな語彙が身につきます。

アンパンマンにはもう興味がない小学生でも、ドリル5分するのとアンパンマン図鑑で5分覚えるの、どっちお勉強する?と聞いたらアンパンマンといって、5分間鳴らし続けていました(笑)楽ですからね、聞くだけ勉強

ひらがな積み木は出産祝いに頂いておくというのもありだと思います。赤ちゃんのおもちゃとしての積み木を日本語教育にも生かしていきましょう。

平仮名が書いてあることにより、小学校低学年くらいまで、カルタのようにも使えるし、単語づくりゲームにも使えます。もちろん、うまくいけば小学校に上がるまでに平仮名カタカナはマスターしていますから、そんな時は余裕でどなたかに譲って差し上げてもOKです。

マグネットは未就学児のお子さんを中心に色んな遊びの中にプラスして、大いに使えると思います。また、料金が600円代からとお安いので、揃えておくと何かと便利で遊びが深まりますよ。

海外在住の日本語教育・無理なく継続できる通信教育の選び方

ある程度の日本語力を求めているご家庭の日本語教育には、必須と言っても良い通信教育。昨今、色々あって迷ってしまいますよね。最近ではアイパッド式でできるものがどんどん主流になってきていると思いますが、やはり紙に書いてこそ身につく部分もあり、親としては悩ましいですね。

ここでは、私の経験からおすすめの通信教育をお伝えすると同時に、選び方について考えていきたいと思います。

まず、赤ちゃんから始められる方は、迷わず、こどもちゃれんじがお薦めです。大手ベネッセさん、さすがの調査力と感心せざるを得ない内容になっています。初めての子で何をしていいか、何を買い与えるべきか迷っている方にもお薦めです。

海外で日本流に育てていきたいと思っているママさん達にもかなりお薦めです。その月齢でどんなことができるようになるのか、どんなことをしてあげればいいのか、他の家庭ではどんな様子か、ちょっとした育児情報から赤ちゃんのおもちゃまで網羅してこの料金はとにかくお安い!この料金で、まずは赤ちゃん時代の日本語教育をできるのであれば御の字だと思いますよ。

一度申し込んだのなら、そのまま幼児期も続けましょう。キャラクターのしまじろう達もお子さん達と一緒に大きくなっていき、親しみが定着します。しまじろうをやるということが当たり前の生活になりますよ。

幼児さん向けこどもちゃれんじはこちらから公式サイトで詳細をチェック!

テキスト、本、CD全てが連動しているので、お母さんご自身が幼児日本語教師となれます。ただ遊ばせるのではなくて、自分も中に入って一緒にやっていくことでお子さんのレベルも全く違ってきますよ。平仮名、カタカナもちゃれんじ(を利用して日本語教師になったお母さん)にお任せです。

さて、こどもちゃれんじも小学生になると、進研ゼミと名前も改まり、いよいよ継承語というよりも国語のお勉強になっていきます。

小学生からの進研ゼミ小学講座の公式サイトはこちらから!

お子さんが幼稚園を卒園するまでには、保護者の方が積極的に通信教育を活用して、知育玩具も取り入れた遊びでたくさん子供と遊び、日本語力を育んでいけば、大抵のお子さんは、そこそこ以上の日本語力を身に着けていると思います。

1年生、2年生まではそんなに大きな問題もなく、こどもちゃれんじも継続が可能かと思います。もし補習校などに入学することになっても、易しめの内容なので、十分併用が可能ですよ。

さて、問題は3年生です。9歳の壁とよく言われます。ここを超えられるかどうかで今後の日本語教育に大きく影響します。是非、何とか楽しく無理なく続けてほしいところです。

日本では3年生から理科社会が出てきます。チャレンジも国算理社英が届きます。漢字も難しくなるし、算数も複雑になります。圧倒的に量も増えるのがこの3年生です。この辺で、一旦、親も考えます。さて、理科社会はどうしようか。やらないなら、国算理社英のうち半分不要なので、チャレンジを続けるのもどうかな。

私は4年生からはスタディサプリをお薦めします。ですからこの最後の3年生はチャレンジを続けるか続けないかはご家庭次第だなと思います。

理科社会にも触れさせてみたいと思われるなら、あと1年チャレンジをしましょう。チャレンジは、内容が易しめですから、ご家庭で少しづつ自分のペースで進めばOKです。国語と算数でほぼ手一杯といのが現実だと思うので、理科社会は教科書無しで、読み物程度にチャレンジだけをするというのも手です。

ただ、もし理科も社会も英語も要らないとなれば、料金も3年生には高くなっていますので、この1年お母さんが頑張られるなら(ここは強調して言わせて頂きます。頑張れるならです)教材だけで一緒に勉強するのもありだと思います。

9歳の壁、放っておいて何事もなく通り抜ける子は少ないと思います。親の努力と応援があってこそ、子供が乗り越えられる壁です。なのでこの1年は本当に覚悟して進みましょう。子供に無理なく継続させるには、親の努力が不可欠です。

ではどうするのかというと、教科書を読んであげる、です。9歳にもなると、寝かしつけの絵本読みの時間もかなり減ってしまうのではないでしょうか。そんな時、読み聞かせがわりに読んであげたいのが、教科書です。どこの国も大使館を通して入手可能だと思います。

あとは寝るだけの落ち着いた時間を使って、ゆっくりわかりやすく教科書を読んであげます。そして、予め、教材にかいてあった問いの内容を頭に入れて置き、そのあたりを重点的に子供と話しながら進めます。どうしてこの主人公はこうしたんだと思う?どんな気持ちだっただろうね?その後どうなったんだろう?というような会話を心がけて下さい。

そして翌日の勉強の時間は、昨日の夜読んだところの教材ページをさせます。一度聞いたことのある話です。お母さんと話して一度解いている問題ですから、すらすら解けます。ぼく、国語もう終わった!絶対100点だよ!って思いながらお勉強がさくっと終了すると、たとえ少し間違っても、気持ちを尖らせることなく、素直にやり直し、自信を深めます。

もし、これが前置き無く、いきなりの教材やらせだとすると、読み方がわからな~い、何て書いてあるの~?つまらない~とやる気さえ見せずにお勉強にならないでしょう。そしてそんな我が子を見て、自分もイライラしてしまう。そんな悪循環にはまったら、楽しくなんて続けられません。子供に無理なく継続させるには、少し手間をかけましょう。

そして4年生からは先述の通り、スタディサプリ。3年生さえ超えれば親もかなり楽になります。自分でやる力がつく年齢だからです。スタディサプリはカリスマ教師の授業がいつでもどこでも無制限に授業をしてくれます。しかも年齢制限がないので、ちょっと上の学年の単位を見てみたければ覗いてみることもできます。

それでもわからなければ親に聞けますが、親がいちから教えなくても上手な先生方が授業をして下さっているので、親は楽です。親は楽しちゃいけないんだけど、やっぱり、ずっとずっとはできませんからね。バランスを取る必要があります。お値段もチャレンジ3年生よりお安くなります。金銭的にも楽になりますよ。

素晴らしい授業を見て理解すればよいだけなので、今までのチャレンジのように読んでは書いてを繰り返すことも少なくなります。4年生になると、勉強の内容もますます難しくなり、量も多くなるので、海外生まれちゃんにはチャレンジの方法は辛くなっていきます目と耳で勉強の半分を終了させることができる、(手を動かさなくて良く、時間的に早く終わる)スタディサプリへの変更は必要だと思います。

昨今色んな通信教育がひしめいていて、スタディサプリとそっくりのスタイルの通信教育もありますね。兄弟揃って一人分の料金でできるという利点もあるようです。

私の場合は値上がりする前にスタディサプリに登録していたので、そこまで魅力に感じませんが、これから登録する方には一考の余地ありかもしれません。小学生二人が同時にお勉強する場合には要チェックです。

高学年になるにつれて、放課後の忙しさも何倍にもなります。その合間合間に自分の配分で、画面で勉強できるスタディサプリ。日本語の勉強なんて面倒くさい!と言わせないのにピッタリな勉強法ですよ。

海外在住の日本語教育・無理なく継続するために役立つ教材

補助教材

ひらがなやカタカナの教材は、どれでも気に入ったもので大丈夫です。それぞれに長所短所ありますが、効果にそう大きく影響はありません。強いていえば、あいうえお順のドリルではなくて、一筆書きから始まっているドリルを選びましょう。

また一ページずつにがんばりましたシールなどが付いていると、お子さんのモチベーションアップにもつながりますよ。でも、このくらいのレベルや年齢なら、お母さんがこれと思うものでOkです。

ただ、小学生になって、国語や算数のお勉強になってくると、お薦めがあります。それは、教科書ぴったりテスト、そして教科書ワークです。どちらも教科書に沿って作りこまれていて、補習校に行っていないお子さんにもお勧めです。

国語と算数、一冊こなせば教科書通りに進めますよ。また、チャレンジなどの通信教育もしている場合は、補助として、練習問題や発展問題をこなすことで定着につながりますよ。

また、小学生になると、漢字、作文も気になってきますね。漢字もやらせると決めたご家庭には、シンプルに、漢検過去問題集をお薦めします。

うちもいろいろ試しました。ネットで調べて色々買いましたが、やらず仕舞のものも、効果があまりなかったものもありました。真っ向勝負、漢検問題で覚えるのが一番早くて確実です。ドリルは買っても結局最後までやり遂げられなければ意味がありません。

ある程度のまとまった時間が取れるときに、テストをして、間違ったところを覚えていく、合格点が取れるようになったところで、覚えた漢字でテストにはあまり出ないけど、普段使う読み方などを派生させていく、これが一番早いですし、無駄にドリル代を消費しません。

作文ですが、これもどこまでやるかご家庭によると思います。うちは男の子でそもそも文を書くことを倦厭しがちなので、作文しようなんて言ってももはや嫌だの一言で却下されるでしょう。うちでは鍵付きのカッコいいノートを買って、秘密の伝言をしていました。

兄には兄との、弟とは弟との、秘密のお話し。これが結構楽しくて、小学3年生まではこの作戦でなんとか書かせることができました。高学年になると、PCを使いだすので、何か内緒で言いたいことがあるとメールが届きます。

お子さんが小さい場合、特に上のお子さんにはこの交換日記スタイルはおすすめです。いつも下の子に手がかかってしまって、上の子の面倒がおろそかになるなあ、そんな気持ちをお子さんに直接話しましょう。

今日はたくさんがまんしてくれて、ありがとう。おかあさんは○○くんのおかげでずいぶんたすかったよ。だいすきだよ。そう言ってあげるだけで、お子さんは随分幸せな気持ちになります。きっと、何とか覚えた平仮名を使って、お返事したいと思ってくれますよ。

また、女の子でしたら、かわいい便箋などを日本から取り寄せておいて、お手紙交換もいいですね。女の子はかわいいレターセットがあったらモチベーション、上がりますからね♪

まとめ

これから日本語教育をしていこうと思っているママさん、海外での日本語教育は本当に大変です。想像を絶するものだと思います。

でも、ママさんはそんなこと、もう経験済ですよね。だって、赤ちゃんを授かって生まれてからの生活はきっと、産む前に思い描いていたものよりずいぶんと大変だったのではないですか?私だけでしょうか(笑)

これから日本語を!と思っているなら、今、早速、空間的環境を整え、精神的環境を整えて、上手に知育玩具や通信教育を利用して、役立つ教材を補助に使いながら、是非楽しく無理なく継続していって下さいね。

既にある程度日本語教育をされてきた方、本当にお疲れ様です。同志ですね。これからどうやっていこう、そう悩んでいらっしゃる方に、何か一つでも参考になるものがあれば嬉しいです。

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みいさん

こんにちは!みいさんと申します。 オーストラリアの田舎で、 2人の子供を育てています。 このブログは、PCから逃げて逃げて生きてきたPC音痴から脱出すべく、始めました。 本業の子供への日本語教育、そしてニュースで気になったことや役に立ちそうな情報を発信していけたらいいなと思っています。

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