日本語教育

海外在住ママが子供に伝えるべき日本の文化!日本の伝統行事7つ

2021-03-06

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海外に住んで子育て奮闘中のママさん、パパさんは、毎日お仕事、家事、育児、もしかしたらお勉強、人付き合い、本当に目の回る忙しさで頑張っておられると思います。もっと子供に寄り添いたい、もっと教えてあげたい、いろんな思いがあってもなかなかその全てを実行するのは難しいですよね。

それでもこれだけは、忘れずにして頂きたいなと思います。それが、日本の伝統行事です。今から挙げる伝統行事は一年に一度です。一度逃すと、子供は翌年まで体験できません。3歳の子なら3回しか体験できないのに、1度親ができないと、たった2回の体験になります。

だからこれだけはどんなに忙しくても、簡単にでもいいので、やり遂げましょう!記念写真を撮っておけば、子供の素敵な成長記録にもなりますよ。

海外在住ママが子供に伝えるべき日本の文化!日本の伝統行事7つ

子供に伝統行事を伝えたい。でも、伝統行事と言っても大小たくさんありますよね。

例えば、春の七草。いまではフリーズドライになっている七草がパックになって売っていて、海外にも郵送が可能です。それを使って毎年頑張っていましたが、コロナで郵送状態は最悪です。しばらくはできません。

そんな感じで、海外にいると、手軽に日本にいるのと同じようには全てこなすことはできません。でも、少しでも子供に日本を感じられるような、そんな伝統を受け継がせてあげることができたら素敵だなって思いませんか。

私は、日本の独特の感じ方、考え方を美しいと思います。月を見て、美しいと思えるその心。七つの種類の春草を集めて食べて健康を祈るその心。女の子にはひな人形を飾り、男の子には兜やこいのぼりを飾る。それも全てに意味がある。そんな素敵な日本を伝えないのはもったいないです!

是非この7つの文化は1年に1度、必ず子供さんに体験させてあげてください!やがて小学生にもなれば、毎年やってきたことが記憶として蓄積され、’そういうもの’として心に残されていくと思います。大学生になって、日本に興味を持ち、日本のガイドブックをみて日本の伝統行事を学び、インターネットでどんなものか確認する、そこから感じられるものとは全く違うものだと、私は思います

①大晦日・お正月

知っておきたい言葉がたくさんあります。大掃除、年越しそば、おせち料理、門松、しめ飾り、鏡餅、お雑煮、お年玉、初夢、凧揚げ、駒回し、羽根つき、福笑い、かるた。

これを、言葉だけ覚えろと言っても無理です。体験させてあげることが大切です

是非大掃除を家族一緒にやり、年越しそばを食べましょう。学校でも清掃が毎日義務化されている日本。清掃員を雇っているだけの海外の小学校にはない素晴らしさだと思います。小さいうちから掃除の仕方を知っているのは、学校で、家で体験しているからです。海外の子供は掃除ができない子が多いですよ。

おせち料理は、お料理が得意な方なら苦なくされるかと思いますが、私のように得意でないと難しいですね。子供が好むご家庭かという点もあります。うちは子供も夫もおせち料理はあまり好みません。食べるとしたら、栗きんとんと黒豆(甘い味付け)くらいかな。

大都市なら日本食レストランでおせち料理が買える都市もあると思うので、利用するか、1種類でもいいので挑戦する過程で、おせち料理というのを教えてあげるか、だと思います。

うちは、黒豆だけは作り、おもちが大好きな我が子達にもちを作れるよう、おもちも作れるパン焼き機を日本から買ってきました。パンも作れて、おもちもOK。これで鏡餅も、お雑煮も完璧です。お薦めですよ。

お年玉も毎年あげています。小さい子にお金をあげなさいとは言いません。うちも小さい頃は、手作りの紙のお金を作ってお年玉としてポチ袋の中に入れて渡し、おままごとの中で、自作のおもちゃを売ってあげました。高学年になった今は、もらった円でのお年玉はきっちり保管し、次回日本に行った時に使うようスタンバイさせています。

他にも福笑いやかるたはお手製のもので十分です。お金をかけなくても体験させてあげられる日本の伝統行事は是非、体験させてあげたいですね。

②節分

日本からわざわざ福豆を取り寄せなくても、自国で手に入る豆で福豆は作れます。むしろ自分で炒ったばかりの豆、おいしくてやみつきになりますよ!私はオーストラリア在住ですが、毎年、乾燥大豆を購入して作っています。結構簡単ですよ。

ただ、幼児が豆やナッツ類を喉や気管に詰まらせる重大事故が相次いでいることもあり、消費者庁は1月から注意が必要な対象年齢を3歳から5歳に引き上げました。これにより、各メーカーも福豆のパッケージに注意を促したり、対応を迫られたようです。

私の日本語教室でも豆まきを行いましたが、’食べられない豆’として、調理していない固い小粒な豆を用意し豆まきに使い、歳の数だけ福豆(おいしく食べられる炒り大豆)を持ち帰ってもらい保護者の監督下食べさせてもらうことにしました。

豆以外にも、鬼のお面を一緒に作って楽しむのもいいですね!

私が子供の時、同じクラスの男の子が彼の家では福豆の代わりに、キャンディやチョコレートを投げると言っていました。拾ったお菓子がその後1週間のおやつなんだそうです。そういうモダンなやり方にアレンジする、というのも海外では特にありかもしれませんね。(ただし、本物の伝統を教えた上で、ですが)

③雛祭り

うちには男の子がいないので、高価な雛飾りはないのですが、数千円程度で買える飾りは季節感を出すためにも持っています。ちなみに上の写真は100均です(笑)

日本にいれば、その行事の1か月くらい前から、スーパーでもどこでも、飾りやら音楽やらが嫌って言うほど宣伝されますよね。

雛祭りだったら、お花をあげましょ、ぼんぼりにぃ~♪と音楽が聞こえてきたり、お雛様の飾りがあちこちにあったり、桃の花が売り出されていたり。幼稚園でも一斉にお雛様のクラフトをしたりお遊戯があったり。テレビでも雛飾りのコマーシャルが目につくようになったり。とにかく嫌でも目にする経験がたくさんあるんですよね、日本なら。

でも海外では皆無自分が作り出すしかありません。だから飾りを買わないまでも、折紙で作成したり、絵を描いたりして、同効果を狙いましょう。

小さなお子さんだったら、折紙で雛飾りを作って台紙に貼り、飾るだけでかわいいですよ。

もし余裕があれば、ちらし寿司などのランチにするのもいいですね。何気なく当たり前のように毎年していることも、大きくなると感じ方が変わります。

私も子供の頃は毎年、母がちらしずしをおにぎりにして、周りを薄焼き卵で巻き、ウズラ卵を爪楊枝で止めてお顔を作り、苔を髪に見立てて飾ってくれていました。いつもと同じ味なんですが、そのお雛様姿のちらし寿司を見られるのは年に1度。とても特別感のあるちらし寿司でした。

うちは男の子しかいないので、お祝いはしないのですが、このお雛様ちらし寿司を小さい頃は毎年作ってあげていました。母親から受け継いだやり方を、次の世代にもしてあげるというのは、何だか温かい気持ちになります。

④端午の節句(こどもの日)

兜、こいのぼり、菖蒲、柏餅。端午の節句も色んな耳慣れない言葉がありますね。

子供の日というと、男の子も女の子もお祝いする日、そして母親に感謝する日と言いますが、やはり、3月3日にお雛様を飾って女の子はお祝いしていますから、5月5日は端午の節句として男の子のお祝いの日という感覚が強いと思います。5月の第2日曜日には母の日だって控えていますしね。

子供の日は女の子だってお祝いして構いませんが、後付けで子供の日とされただけで、伝統的な意味があるわけではありません。

確かに現代の感覚から言えば、男尊女卑は良くないし、昔の家長は男子という考え方も合いません。でも昔の日本はそうであったのだし、そうだったからこそ、日本の長い歴史は存在し、今この日本があるのだとも思います。だから、今から日本はどういう方向に向かうべきか、といのは大切ですが、昔からの風習を、現代の考え方と合わないからと言って、無理に曲げなくても良いと思います。

端午の節句は端午の節句として男の子の誕生や健康、幸せを祈れば良いと思います。

特に、昔は戦う運命に生まれた男の子を守ってくれた鎧に兜、飾るだけでも格好いいし、我が子を守って下さいと祈らずにはいられません(笑)こいのぼりなんて、意味を知れば鯉が鯉に見えなくなります。間違いなく龍ですね。

うちでは兜を所定の場所に1年中飾ってあります。現地の友人が訪ねてくると必ず見入っていますよ。

本物を日本から送るのが億劫な方は、新聞紙の兜でもいいのです。子供のサイズに合わせて作ってかぶせてあげてください。良い記念になりますよ。こいのぼりだって、手作りしようと思えば色んなものができます。今はインターネットに色んな作り方が掲載されている時代ですから、お気に入りのものを探して、お子さんと一緒に作って飾ってくださいね。

⑤七夕

お馴染みの短冊に願い事を書く日ですね。うちも毎年願い事を書いています。うちは笹がないので、庭の木に吊るしています。友人には模型の笹によく似た木をIKEAで買ってきた人もいます。平仮名を書く良い練習にもなるし、字が書けない子は絵でも良いと思います。

七夕の織姫と彦星の天の川を隔てた悲しいストーリーを年に一度だけの機会ですが子供達に思い出させます。

このストーリーも色んな説があるようですが、私は一般的な方に絞って子供には伝えています。一般的な話は、2人が恋に落ちて働かなくなったので、罰を受け、会えなくなってしまったが、あまりに悲しむので年に一度だけ会えるようになったという方ですね。天女の羽衣ストーリーもあるようですが、子供が混乱すると嫌なので1つのストーリーに絞って教えています。

⑥十五夜

これは正直、現代ではそうたくさんの方が祝っている行事ではなくなった気がします。でも今でも月が綺麗だと、十五夜でなくても月を愛で見上げる瞬間が日本人にはたくさんあると思います。

子供達には耳慣れない言葉もあるし、’’うさぎと月’’という日本ならではの考え方がありますね。月でうさぎが餅をついているなんて’いうイメージ、欧米の人からしたら何のことやらでしょう。

お月見、すすき、十五夜。聞くだけではわからない言葉もあります。動画や絵や写真、本物、色んな材料を使って具体的に体験できるといいですね。

私は今年はお団子作りに初挑戦しました。とっても簡単で驚きました。作ってみたのは三色団子の白いお団子(うちの子が甘い団子好きなので)なんですが、団子粉と砂糖と水、たったそれだけで3分でできあがりです。是非レシピなど調べて作ってみてください。

この月を愛でるという日本の風習、これはもう本当に日本人にしか理解できない感覚なのではないかと思う時がありますこの素敵な風習を是非子供達に肌で感じてもらいたいです。

⑦七五三

海外在住でもかわいい着物姿、かわいいスーツ姿を残したい!と思われる保護者の方も多いのではないでしょうか。日本ではスタジオアリスとかマリオとか、色んなスタジオでたくさんの衣装の中から選んで写真に撮って納めてくれますよね。

もし海外で七五三のお祝いをするなら、軽くて、郵送しやすい浴衣に豪華な帯を結ぶのもお薦めです。友達に衣装を持っていないか聞いてみるのもいいですよ。うちにも、スタジオ○○〇の衣装が一つあって(衣装付きプランで昔撮ったので)捨てるのももったいなくて取ってあったのですが、このコロナで日本に行けなくなった友人が、七五三の衣装を探しているというので譲った経験があります。

ただ、千歳飴袋だけは、ちょっとお金をかけて質の良い紙や飾りを集めて、満足のいくものを手作りしてあげてくださいね。千歳飴は粘土なんかで子供と作ってみても楽しいですよ。どこを切っても同じ絵柄というのを体験を持って知ることができます。

まとめ

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以上が海外でも是非我が子に伝えたい、日本の伝統行事7つです。端午の節句、ひな祭り、七五三、は我が子の記念の写真を残すべく、努力する方も結構いらっしゃると思います。でも節分、十五夜、七夕などは、わかっていても忙しくて準備が追い付かないという状況にはまり気味な方も多いのでは?

私たちが日本の学校で、家で、スーパーで、テレビの中で自然に感じ取っていったこれらの伝統行事と文化、我が子達には何もしなければ伝わりません。日本在住の保護者以上に動く必要があります!

もし、どうしてもどうしても難しければ、日本の伝統行事や風習を教えてくれる幼稚園やプレイグループを探したり、教室に入れるといった対策を取ってください。

海外在住組、ファイト!

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みいさん

こんにちは!みいさんと申します。 オーストラリアの田舎で、 2人の子供を育てています。 このブログは、PCから逃げて逃げて生きてきたPC音痴から脱出すべく、始めました。 本業の子供への日本語教育、そしてニュースで気になったことや役に立ちそうな情報を発信していけたらいいなと思っています。

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