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オーストラリア・キャンベラのたった1人でロックダウンの裏事情5つ

キャンベラ

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オーストラリアのACT州、キャンベラ(首都)で7日間のロックダウンが13日午後5時から始まりました。

きっかけは、キャンベラ北部在住の20代の男性の感染がわかったからです。

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ここ数週間、NSWのシドニーでは感染者が300人を超えており、本日に至っては450人越えになっています。

今回は、キャンベラでたった一人の感染者がでただけでロックダウンが施行されたその裏事情を5つ紹介します。

日本とはまた事情が違いますが、興味深いと思います。

豪・キャンベラACTのたった1人でロックダウン開始

8月13日午後5時からオーストラリアの首都キャンベラでは7日間のロックダウンが始まりました。

ロックダウンになるというニュースが出たのが当日のお昼ごろですから、かなり緊急で行われた処置でした。

それまで感染がなかった地域ですから、マスクもなし(一時期マスク着用が義務付けられた期間がありましたが)で自由にいつも通りの生活をしていた地域です。

東京では5000人もの感染者が出てもオリンピック。

大阪では最初に1000人越えになった時でさえ、オリンピック開催のために緊急事態宣言がなされず、気を揉みましたね。

この差は一概には比べられないと思います。国の大きさ、人口数、社会自体が全く違うからです。

同じオーストラリアでも、首都より人口が多く大きな地域、シドニーやメルボルンとさえ、キャンベラは比べることはできません。

でも、今回、キャンベラで何故、たった一人の感染者がでただけで、翌日の朝に会議、その日の夜からロックダウンというスピードでこんな指令が出されたのか、考えてみたいと思います。

たった1人の感染者で翌日から施行された裏事情

27歳の健康的な体系の男性は取材に応じ(ネットで叩いてくる人達に嫌気がさしたようです)ました。彼こそが患者ゼロと呼ばれる、感染無しACTに感染を持ち込んだ男としてネットで色々言われた人です。

実名も出していますが、ここでは伏せておきます。彼は既に自分が出向いたところを全てきちんと話しており、その場所が政府のウェブサイトに事細かく記載されていて、そこに何時から何時までいた人はCPRへ、何時から何時までいた人は症状に要注意などと記載されています。

チェックインアプリが導入されており、ここ数週間は特に、どこへ行くにも(銀行でもスーパーでもカフェでも小学校でも)入る前にはチェックインシステムでスキャンして、誰がどこにいついたのかが自動的に伝わるようになっていました。

コンタクトトレーシング(感染経路特定のため)

まずこれは外せません。

感染者が出たということは、既に広がっている可能性があります。人の流れを止めずに、人が感染経路を徹底的に洗い出すのはかなり難しいですね。

まずは人の流れをとめ、一人一人確実に経路をたどっていき、CPR検査させていく。これを徹底せずに、感染を食い止めることはできません。

今まさにシドニーがロックダウン中

首都キャンベラとシドニーは車で3時間強の距離にあります。それだけに往来も多いです。政治的往来を始め物流往来も多いです。

シドニーのあるNSW州は、これまでロックダウンにはどちらかというとアンチ派でしたので、感染者が数人出た後の対処が遅れたと思います。20人くらいにどんどん感染者が膨らんだところで、爆発的に多くなりましたが、それを一番近くでみていたのがACT州キャンベラです。

1人でたら、数人はいると思った方がよい。20人も出たら爆発的。今まさに隣でみたところなのです。

誰もが我慢できうる状態だったから

前述の通り、キャンベラは去年のロックダウン(コロナ初期でまだどうなるか誰もが不安だったころ)後は、ずっと普通の生活ができていた状態です。

日本のように、また緊急事態宣言?ということもなければ、シドニーのように、ロックダウン延期、延期、ということもなかったのです。

言ってみれば、初めての(本当は過去にありましたが)ロックダウン。7日間くらいは協力しようとだれもが思える範囲だったのも確かです。

地理的な理由

キャンベラはとても小さなところです。初めてオーストラリアを訪れる人がシドニーのあとにキャンベラ入りしたら、シドニーが首都だと思っても不思議ではありません。

小さな場所であるがゆえに、大きな病院が限られています。

もし、キャンベラで感染爆発がおきたら、収容する場所はなく、お手上げ状態になります。

だから、感染は持ち込ませてはならなかったし、持ち込まれてしまったなら、1人であっても潰していかなければならない理由があります。

政治的理由

コロナのパンデミック後、オーストラリアでは2度の選挙がありました。そこで政治家がが学んだことがあります。それはコロナに対する政策が厳しい方が当選するということ。

今の政府はかなり厳しい政策をきっちり取っていますが、それに対して好意的な目の方が多いです。

ちなみに、このロックダウンで仕事に行けない人、仕事を失った人、仕事ができない人に対して、この1週間で8時間以上20時間未満仕事が無になった人には週450ドル、20時間以上働けない人には750ドルが支払われる予定になっていて、これもロックダウン開始とほぼ同時に報道されました。

何も補償がない日本からすればすばらしい政策ですよね。

実際には不公平感やぎりぎりこの条件に満たない人で路頭に迷う人など、いろいろあるのですが、全般としてはしかるべき政策ですよね。

まとめ

今回は一年以上も感染者ゼロを通してきたキャンベラが、感染者1人を出し、その報道と同日にロックダウン開始を決めたその裏事情を5つ、オーストラリア在住者として考え得る理由を紹介しました。

14日夜の現在、既に感染者数7人となっており、警戒強化となっています。病院が少ないので、万一感染爆発なんてことになったら、本当に大変なことになると思います。

きっちりロックダウンして、ウイルスを封じていってほしいと思います。

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みいさん

こんにちは!みいさんと申します。 オーストラリアの田舎で、 2人の子供を育てています。 このブログは、PCから逃げて逃げて生きてきたPC音痴から脱出すべく、始めました。 本業の子供への日本語教育、そしてニュースで気になったことや役に立ちそうな情報を発信していけたらいいなと思っています。

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