オーストラリア

オーストラリアの保育士の資格は3種類!私のデイケア就職までの体験談

2021-03-03

保育士資格

Sponsored Link

子供が小さいうちは、専業主婦を選ぶ人も多いですよね。私もその一人です。その選択に後悔の念なし!

……でも……子供が大きくなるにつれ、少しずつ少しずつ社会に出たい気持ち、働きたい気持ち、社会に認められたい気持ち、収入がなくて情けない気持ち、そういう感情があふれてきませんか?

Sponsored Link

今回はオーストラリア在住、専業主婦を選んで生きてきた私が、働きたいなと思い出してからの行動(資格・就職)とその感想をお伝えします。私は保育園でも幼稚園でもアシスタント業務に付ける資格をまずは取得しました。

教育関係にはもともと興味がありますし、長い子育ての経験をそっくりそのまま生かせる職場だと思ったからです。また、まだ下の子が小さかったので、あまり自由な時間やお金はありませんでしたので、比較的短期間に安く資格を取得できるというのも魅力でした

私には近くに助けてくれる家族はおりませんので、頼れる人がいなくても勉強できるよう、家で勉強できることが絶対条件でもありました私が選んだのは、政府の補助金が頂ける学校のオンラインコースです。

それでは私が取った資格がどんな資格なのか、早速オーストラリアの保育士資格についての説明から始めますね。

3レベルのオーストラリアの保育士資格について

オーストラリアの保育園は、その昔は資格無しで働ける職場でした。だからたくさんのオージー主婦が隙間時間にアルバイトをしていることで有名だったとか。しかし、時代は変わり、今や、資格、資格、資格です。何事もそうですね。今の人は大変。何を始めるにも最初に投資が必要。お金も、時間も。

これは専業主婦には本当に痛い投資ですよね。。オーストラリアでは専業主婦に対しては冷たく、働く人に優しい体制です。

働いていれば、保育園代も安くなり、子供ができたら育児休暇と言う名でたくさんのお金を頂け、パートナーまで少々のお休みとお金が頂ける。でも働いていなければ、保育園は全額自己負担。1日130ドルでも当たり前の今、専業主婦が毎週払える額ではない!

時間投資はもっときついですよね。子供との時間を選びたいから専業主婦をしているので、その時間に勉強しようとは思えない。勉強するなら子供が幼稚園や学校に行っている間と夜就寝時間を削るしかない。

でもね、お金に関しては、探せば救済措置があるんですよ。特に、オーストラリア永住組の皆さんは該当する可能性が高いですから、以下の参考で要確認です!

Certificate III in Early Childhood Education and Care

これはアシスタントレベルの保育士で、現時点では、基本的に最低限この資格がないと働けないと法律が定めています。私が最初に取った資格がこれです。

業務としては、Diploma保育士のアシスタント業務で、掃除、片付け、食事のセッティング、配膳、アクティビティの用意、おむつ替え、子供と遊ぶのがメインです。日本人は一般的に気が利くし、注意深く、細部までよく見ていますから、どこに行っても重宝されますよ。

Diploma of Early Childhood Education and Care

これはシニアレベルで、Diploma保持のアシスタントとして働くこともできるしやる気があり、採用されれば、Group Leaderにもなれます

Group Leaderは、担任のようなもので、アクティビティなどのカリキュラムを考え、企画します。そして、生徒の成長レポートなどの書類業務が多いのが特徴です。またCert IIIに指示を出していくレベルでもあります。

英語を書くことが多いのですが、まさか辞書でスペルを調べたりなんてしている時間はありません。その場でぱっと考えたことが綺麗な英語で表現できないと厳しいです。

レポートを渡す相手はネイティブですからね。もちろん、話せても書くことが苦手な移民保育士も多く、何を書いているかよくわからないレポートを出している人もいます。(ただネイティブには何を書いているか予想がつくようです。私にはわかりませんでした(笑))それが億劫に感じる人はまずはCert IIIで様子を見てもいいかもしれませんね。

ただし、これはかれこれ数年言われていることですが、保育士として働ける最低資格がDiploma以上になる、と噂されてます。かなり真実味のあることですので、そこは念頭に置きながら計画して下さい。

Early Childhood Teacher (ECT)

保育士業界で今もっとも引っ張りだこのレベルです。制度が変わり、より多くのECTが必要となったため、どこのセンターも、より良いECTを獲得しようと躍起になっています。

ただ、この資格は大学に通う必要があり専業主婦で、子育てを任せられる両親や家族が近くにいない人には辛いですね。しかも大学となれば高額です。

ECTはセンター全体のカリキュラムを考察し、組み立てる大事な役割を担います。

参考 各州の機関を調べて、補助金が出る学校やコースを選ぼう!(永住者向け)

機関URL
NSWSmart and Skilledhttps://smartandskilled.nsw.gov.au/sands/find-a-course
QLDUpskilledhttps://www.upskilled.edu.au/faq/government-funding
VICSkills Firsthttps://www.education.vic.gov.au/training/providers/funding/Pages/default.aspx
WAJobs and Skillshttps://www.jobsandskills.wa.gov.au/
ACTSkilled Capitalhttps://www.skills.act.gov.au/skilled-capital#C

ちなみに私はこの制度を利用して、Cert IIIは総額ゼロ+ ボーナス100ドル頂きました。
Diplomaは総額100ドルでしたので、全部合わせるとプラスマイナス無料でDiplomaまでゲットした計算になります♪

オーストラリアの保育園への就職の道のり

さて、私の場合、まずはCert IIIの家でできるお勉強を全て終わらせました。半年くらいを使って無理なくこなしました

これはオンラインだからこそできたことですが、下の子が幼稚園を卒園して、小学校に入学したら、週5で学校に行くので、そうなったらすぐに、その学校に行っている間の時間にWork Placementを始めるつもりでいました。これは所謂インターン制度で、120時間働いて認められないとCert IIIは取得できません。

そのWork Placement先もオンラインで勉強している人は自分で探さなければなりませんまずはWork Placement先探しについて、それから就職までと就職後について、2段階に分けてお話ししますね。

Work Placement先探しについて

まずは、履歴書を作りました。この時はかなり一生懸命作りましたが、今思えば、そこまで良い履歴書を作る必要はありませんでしたので、普通の履歴書で構いません。

Work Placementには二種類あります。もしあなたが、働くのであればお給料がもらえないとやっていられないと思うタイプなら、最初から有給でのWorkplacementを探していると言っても構いません。ただ、まだ経験も資格もない人にお金を払おうと思うだけの何かがあなたにないと、雇ってもらうのは厳しいかもしれません。

対して、無給でいいからとにかく120時間働かせてとお願いすれば、かなりの確率でOkが出ますから安心してください。

私も引っ越ししてきてまだ友人が少ない時だったので、質問する人がおらず、この作業も全部、かなり心細い状況でやっていましたので、気持ちはわかります。どきどきしますよね。初めて行くセンターで、雇えって言うなんて。

でも、経験者から教えて差し上げます。こっちはボランティアで働いてあげるのですから、そこまで卑屈になる必要はないです!あなたらしく話せば大丈夫です!

参考 私がWork Placement先を探しに出かけた日の話

日本でいう、ちょっと小奇麗な恰好で出かけました。アポなし履歴書と筆記用具のみ持参。


1軒目
新しいセンターで、綺麗なところで働きたいあなという私の欲からお願いに。
センターには10時過ぎに到着。
丁度子供達がモーニングティを食べている間に行けば、お手すきの時間なので、快く話せるのではと思ったから。
でも、まだできたばかりのセンターで、赤ちゃんが少なく、Workplacementができる環境にまだないからと断られる。
しかし、資格を取ったら面接にいらっしゃいと言ってくれました。(社交辞令かもですが)

2軒目
古いセンターですが、子供たちが通う学校から一番近いセンター。
今度はランチタイムで、子供たちが食べている時間を狙って行く。
インターホンを押すと、保育士が出てきて、取り次いでくれ、中に通される。
事務室で、園長が私の履歴書を見て色々質問してきて、私はただそれに笑顔で答える。
Workplacementに来れる曜日と時間帯を伝えると、全て聞き入れてくれる。
ただ、無給だというところは念押しされる(笑)

後から思えば、私はここでworkplacement をさせてもらって本当に良かったです。
子供たちが学校に行っている間の時間をフルに使ってWorkplacementができました学校から遠いセンターだと子供達の送迎があるので、こんなに早く終わらせることも、楽にはできなかったと思います。

子供がいらっしゃる方は、子供がいるその場所から近いセンターでなさることをお薦めしますよ☆

就職までと就職後について

ここからは、就職までと就職後に分けてお話しします。資格を取ろうか迷っている時は、頑張って資格を取った後、実際に仕事に就けるかどうか、どうやって就けるのか、すごく気になりませんか?

特に私は若くはありませんでしたので、夢だけに燃えて資格を取れる歳ではなく、その資格を使って職に就けるか、ということがとても大きなポイントでした。

きっと私だけではないと思うんです。そういう方は是非読んでみてください。私が考える、雇ってもらえた理由や、楽しく働かせてもらっていたら突然落とし穴があったり、という話も書いていますよ!

就職まで

さて、私はお勉強はできる限り終わらせてからの実施体験だったので、順調に課題を終え、何の問題もなく、Cert IIIがもらえそうな感覚でした。そして、園長から、資格が取れてもこのまま有給で働かないかと打診されました

私にはこれ以上ないくらいの条件でした。お給料は残念ながら最低限という感じでしたが、

  • 学校から近い
  • 2か月のWorkplacementで、同僚にも子供にも業務にも多少慣れた
  • 私が働きたいわがままな条件を全て呑んでくれる!(学校がある時だけ、週3でスクールアワーのみ働きたい)

ということで、二つ返事でOKし、早速翌週から働き始めました。

ところで、私のどこを気に入ってくれたのかな?と思って振り返ってみたのですが、ありました、ありました。私への評価が高かったポイントが。なんでそんなところまで気づいてしまうんだろう、日本人は(笑)

園長とリーダーが私に対して、「おっ」って思った瞬間。それは私が思うに……

1.熱のある子がすぐわかる 

日本人のお母さんなら、だるそうにしていれば気づきますよね。園では怪我や病気に気づくのは誰よりも早かったのが私でした。だるいと言ってくる子をわざわざ私のところに連れてきて意見を求められることもしょっちゅうでした。この子がだるいと言っているんだけど熱あると思う?おでこ触ったらわかるんですけど、お母さん歴ない人にはわかりません

2.子供の取り扱いがうまい

特に保育士に対して向かってくる態度の子どもにはみんな手こずりますが、これも日本人の専業主婦なら頑張れますよね~。どんなお客が来ても我慢あってこそのサービス業。まして相手は子供。かわいいもんですよ、彼らの反抗。反抗する態度が、かわいい~って頭の上をくしゃくしゃしたい気持ちになるくらい。

3.気が利く

ごみが落ちていたら気づいて拾うし、汚かったら掃除しますよね。そんな当たり前のことです。

それからこんなこともありました。

見学に来た両親と子供がいましたが、子供がなんだかんだ邪魔をしてお母さんと園長が話せていない様子でしたので、良かったらお子さんと一緒に遊んで待っていたいのですが構いませんか?と聞きました。幸い、とても人懐こいお子さんで仲良しになり、しばらくお母さんと離れても私と遊んでいて大丈夫でしたので、お母さんが大喜びして、ここに決めるわ~と園長に言っていました。

これも、日本人ママなら、ああ、お母さん大変だろうな、話しちゃんと聞きたいだろうなって理解できる場面ですよね。基本的にオーストラリアの人はプラスアルファ-の仕事をしようとは思わないタイプが多いので、そこを引き受けるとバランスが取れて上としても喜ばしいんだと思います。

4.アクティビティがCert III以上かも!?と思ったかもしれません。

日本人はよく働くし、一生懸命やりますからね。よく褒められました。それはどうやってやるのとか、興味を持って聞かれたりもしました。日本人特有の遊びも取り入れると評価アップ間違いなしですよ

でもこれ、別に狙ってやったわけではないんですよ。日本人なら一生懸命やりますよね。ほんとにそれだけです。あとから思えば、あの時たまたまうまくツボにはまったかな、という感じです(笑)

就職後

こんな感じで、勉強スケジュールも完璧に考えて勉強を始めたので、家で勉強する期間、Workplacementに集中する期間、と割合楽に資格を取得できました。しかも実質無料で。条件もほぼそろったところで働けてラッキーでしたし、仕事はとっても楽しいし!

しかし、思わぬところに落とし穴が。

保育園から、数か月働いたところで打診が3つありました。

  • フルタイムで働いてほしい
  • Diplomaを取ってほしい
  • 日本語を教えてほしい

これはどう答えるかかなり迷いました。条件が揃っていてこそ、ハッピーだった安い時給。あれもこれもと言われるならより良い条件を提示してほしいと思いました。

フルタイムは私の子供との時間というポリシーに反するのでアウトです。日本語は実は保育園の資格の前に、幼児日本語教師の資格を取って、子供の為に小さな小さな教室を開いていました。そこで僅かながらお金を頂いていたので、保育園でお給料アップなしに教えてというのはどうかなと思ってしまいました。だから、最低限の日本語アクティビティだけすることにしました。

そしてDiplomaも勉強することになりました。

Diplomaの勉強は本当に大変でした。それは私が一日に母親、保育士、母親、学生と職業をころころ変えないといけなかったからです。内容が難しいという意味ではありません。とにかく24時間のうち6時間の就寝として、18時間、息をつく間もなく、仕事をしていた状態です。ランチタイムもおにぎり一個を頬張る程度で座ってゆっくりコーヒーをなんて時間はなしでした。

それでも何とか食らいつき、資格を取りました。

私にはそんな大変な時間もあったこの業界でのお仕事ですが、全般的に、業務自体はこども相手が多く、興味深く、楽しく、素晴らしい仕事だと思います。

何より、主婦をしていた人ならその経験と能力をフル活用できるのが魅力です!そしてもし今まだ若い方なら、体力も時間もあるので、比較的楽に安く頑張れると思いますし、将来のご自身の子育てに逆に役立つことになるのではないかと思いますよ!(これはおばちゃんの意見です)

まとめ

オーストラリア在住15年の専業主婦をしてきた私が、オーストラリアの保育士の資格を選び、取り、働き、思ったこと、わかったことを書いてみました。お友達にはちょっと聞き辛いなと思うような質問(費用のこと、Workplacement先探しについて、どんな格好でセンターを探しに行ったのか?何を話したのか?など)の答えも参考になりましたか?

私はまだ周りに保育士をしている日本人の友人がいない時でしたので、非常に心細く取り掛かったことを覚えています。この記事が今まさに始動しようとしているあなたのお役に立てますように!

Sponsored Link

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

みいさん

こんにちは!みいさんと申します。 オーストラリアの田舎で、 2人の子供を育てています。 このブログは、PCから逃げて逃げて生きてきたPC音痴から脱出すべく、始めました。 本業の子供への日本語教育、そしてニュースで気になったことや役に立ちそうな情報を発信していけたらいいなと思っています。

-オーストラリア

© 2022 みいさんの海外あいうえお子育て