ここオーストラリアでも母の日は5月の第二日曜日。
日本の母にはネット経由で贈り物をするか、メッセージを送るか、ラインでビデオコールするかですが、オーストラリアのお義母さんにはできる限り会いに行きます。
そして、今や自分自身が母。子供達から毎年何か贈りものがあります。主人が一緒に花を買いに行ってくれたりというのは別に、学校で何か作って来たり、家で私がリクエストするものを作ったりしてくれます。
今日はそんな母の日に、子供たちが学校や家で用意するプレゼントについて書いていきたいと思います。定番からオーストラリアだなあと思うものまでいろいろですよ!
目次
【オーストラリアの母の日】子供からの定番プレゼント

みなさんのお宅では母の日、どうしていますか?ご主人様やご自身からお義母さん・お母さんへのイベントと、子供達からご自身へのプレゼント、結構忙しい日ではありませんか?
幼稚園や学校に行き出すと、そこで母の日のイベントとして、カードを作ったり絵を描いたり、色々してきてプレゼントしてくれますね。一生懸命書いてくれたメッセージがかわいくてうちもファイルにとってあります。
学校で作ってきたという、今までに見たこともない(母の日の子供からのプレゼントとしては)ものももらったことがあります。学校からの帰り道、作ったものをお母さんに見られないように、ばれないように、必死に隠しているのがかわいいですね。ばればれなのに、ばれていないと思っているのがかわいい!
ということで、早速どんなプレゼントがあったか書いていきますね。
絵・日本語でメッセージ

私は母の日も誕生日も、子供に何が欲しい?と言われたら、カード!と答えます。しかもお母さんは英語がわかりませんから日本のをとリクエスト。さらに、肩たたき券100枚付いていたら嬉しいと言っておきますと、大体、カードと肩たたき券、マッサージ券、特別券みたいな券が入ったプレゼントをくれます。
上の子は10歳を超えたあたりからだんだんと要領を得てきて、一枚一枚「肩たたき券」と書かず数字で①~⑩と書いてきますし(笑)、下の子は100枚は書けないけど、10枚書いて、一枚あたり叩く回数を10倍にする!なんて言います。要は書くのが面倒なだけじゃん!
この記事を書くのに久々に子供たちの過去の作品を見ていたら、懐かし~!この写真も、下の子が3歳の時に一生懸命書いてくれました。わからない平仮名があると、兄に聞きながら一緒に作っていました。
思い出が一緒にあふれてくる記念品は本当に宝物ですね。
母の絵と花の種

これも定番ですね。お母さんの絵。でももらって嬉しいものベスト3に入りますね。私はコーヒーとチョコレートが大好きなので、絵にはコーヒーカップとキットカットが描いてあります。よく見てるなあ(笑)
何歳まで私の絵を描いてくれるでしょうか。特に男の子だし、大きくなったら母の絵なんて描かなくなるかな。今を大切にしないと。そう思って去年はラミネートしました(笑)
一緒に入っていた種が何の種かわからなかったのですが、子供が言うには花の種だそうで、庭に埋めてみましたが生憎育ちませんでした。
クッキーミックス

上の子が3年生の時だったと思います。学校から、ジャムの空き瓶を綺麗にあらって持ってくるように指示がありました。うちはジャムを好んで食べないので、面倒くさい~なんて思いながら、一生懸命食べたくないジャムを食べて(笑)空き瓶を持っていかせました。
すると母の日に、その瓶を持ち帰ってきてプレゼントされました。
何が入っているのかと思いますと、その瓶に、レシピシールのようなものが貼ってあり、このミックスにミルクを○○ミリリットル注いで混ぜて焼くだけで美味しいクッキーが焼けますというメッセージが、材料名とともに記されていました。
長男が興奮気味に、学校で作ったんだよ。小麦粉とスターチとチョコチップを計って混ぜていれたの!お母さんチョコレート大好きだから、みんなよりたくさんもらおうと思って先生にお願いしに行ったんだから!とどうやら学校で調理実習のように作った過程を教えてくれました。
早速次の日のおやつに焼いてみんなで食べました☆私にとっては初めて見るタイプの母の日プレゼントでしたが、とてもいいアイデアで感心しました!
手作りコースターとコーヒー

このコースターはタイルでできていて特殊な絵の具とコーティングで上に熱いものを置いても大丈夫なようになっているようです。裏にはマジックでメッセージも添えてあり、おしゃれでとっても気に入っています。
カップを置くときに音が鳴るのが気になりますが(笑)ご愛敬。一緒に贈るものは紅茶かコーヒーを選べたそうです。私はコーヒーが好きなのでコーヒーにしたと言っていました。
母の日は自分が頂く側なので、プレゼントを用意して渡させる父の日とは違って、学校で作らなければ花以外に残るのはカードくらいになるで、こういうずっと手元に残るプレゼントは嬉しいです。
コースターとして使って割ってしまうと嫌なので、私は自分専用の化粧鏡の前に飾っています。
ブレックファースト (朝食)

2年生の兄と幼稚園児の弟で相談して、朝ご飯にスペシャルオムレツを作ってあげるからお母さん寝ていていいよ!と言われました。
大人しく寝ていたいところですが、包丁に火、そいういうわけにはいきません(笑)お母さん嬉しいから記念写真撮ってもいい?と言い訳して、危険度をチェック。
できるだけ口出ししないようにしていると、弟が冷蔵庫から材料を探す係、兄が包丁で切る、弟が卵を割る、兄が野菜をいため、卵を入れ形作る、弟が形だけ仕上げ、という感じで、きちんと自分達に出来ることを分担していました。
私が起きてこなければ父親が一緒にやる手はずで何をするかは前もって決めていたそうです。見ているこっちは冷や汗ものでしたが、とっても良い記念になりました。
まとめ

今回はオーストラリアの母の日に10歳強までの子供達がどんなプレゼントを用意しているのか、書いてみました。母の日に何かいいプレゼントを探しているパパさんも、クラフトのヒントを探している教育関係者の方も、ただオーストラリアに興味のある方も、色々あって楽しいですよね。
母としてもらう立場の私にとっては、そのプレゼントをくれるときの彼らの様子や仕草・言葉などが一番の思い出となり、宝となります。
大人になって、久しく手作りのものを日本の両親に渡していないなと思います。久々に直筆で手紙でも書こうかしら?なんてちらっと思った次第です。
別の記事に父の日のプレゼントについても書いているので良かったら覗いてみてくださいね。