オーストラリア

オーストラリアへ家族で移住する時のデメリット

2021-02-27

オーストラリア移住 デメリット

Sponsored Link

オーストラリアへ移住を考えた時、輝く未来を夢見て、わくわくしてきますね!でも、家族がいたり、これから家族が増える計画のある方は、単身である方よりも、色んな面で不安もありますよね。

そこで今回は、在豪15年の私が考える、オーストラリアへ家族で移住する時のデメリットをお伝えしようと思います。移住したら金銭的にはどうなるのだろう。移住したら子供はうまく英語の世界になじめるだろうか。移住したら何か問題が生じるだろうか。いろんな疑問があると思います。

是非参考にして下さいね。

オーストラリアへ家族で移住する時のデメリット10個

私にも二人小学生がおりますので、皆さんのご不安はよくわかるつもりです。私自身、子供たちが成長する過程で、デメリットに感じたこともあります。また、駐在で渡豪してきた友人たちが困っていたことなども鮮明に覚えています

皆さんが渡豪された暁には、恐らく似たような経験をされることと思いますので、今日はその中から10個のデメリットをご紹介します。是非、家族でオーストラリアに移住される際には、この情報を役立てて下さい。

それでは早速見ていきましょう。

①日本語教育が大変

オーストラリアは子育てには大変良い国だと思います。教育水準も高いし、自然もあってのびのび成長できます。ただ、当たり前ですが、日本にいるわけではないので、放っておくと、日本語力は低下します。

お子さんの年齢にもよりますが、もし8歳以下のお子さんなら、1年もあれば、何もしないと日本語レベルは急激に下がると思っておいた方がよいでしょう。

そして、何かしても(補習校に入れる、家で日本語教育をする)やっぱり多少は下がります。例え両親そろって日本人でも、英語環境で生きるとなるとどうしてもしわ寄せがくるのが日本語です。

でも9歳以上であれば、現時点の日本語力はかなりキープできると思って良いでしょう。それ以上の日本語力は努力次第です。

ただ、9歳から初めて英語の国で暮らすのなら、子供さんには最初大きな負担がかかりますので、フォローが必要です。9歳なら、だいたいクラスでもグループが出来上がっているので、性格によっては中に入っていくのも辛くなっていきます。

小さければ小さいほど、日本語は忘れてしまいますが、英語はネイティブ並みの力に伸びるし(発音もネイティブ)、仲間も作りやすいです。

保護者の方の判断が必要になるところですね。

②日本食は大抵入手できるが日本ほど便利で安くない

小学生を連れて、日本から企業の駐在さんの奥さんとして子供と来られた方を何人も知っています。皆さん口をそろえてこう言います。日本食、高い!手が出ない。でも子供の好きなお菓子があって、学校のリセスに入れてやりたい。日本なら100円くらいなのに、何で5ドルもするの?と。

主要都市を始め、中規模都市であっても、日本食スーパーやアジアンスーパーで必要最低限の調味料などは手に入ります。ただ、種類が豊富なわけでも、安いわけでもなく、わざわざそれだけのためにそのアジアンスーパーまで出向いて入手しなければなりません。

私は帰国の度に、コンビニやスーパーへ行くと心の中で歓喜をあげます。「宝の山じゃ~!」と。(笑)

③不動産が高い

オーストラリアは不動産が高いです。東京都心と比べると変わらないという人もいますが、大抵の日本の府県よりは高いと思っていていいと思います。大都市ほど高く、シドニー、メルボルン、キャンベラはかなり高いです。

私が昔住んでいたシドニーのインナーウェストのとあるサバーブ(シティから電車で約20分)で現在、2ベッドルームが週600ドル強で貸し出されています。お子さんが小さければ2ベッドルームでOKですが、お子さんの人数や年齢によってはもっと広い部屋を借りる必要があるので、料金もかさみます。

安いアパートを探せばありますが、古くてやっぱり汚いところが多いです。日本人が好んで住むような比較的新しいか改装されていて美しい所はやはり安くはありません。

④生活費が高い

不動産だけではありません。生活費そのものが全て高いです。生活費で高いといつも思うものを箇条書きにしてみます。

  • プライベート保険代 (健康・車・家)
  • 電気代
  • 水道代
  • 外食費

電気代は本当に高くて、3か月ごとに請求書が来ますが、ちょっと猛暑でクーラーをつける日が続いた月があると、3か月で800ドルとかにもなります。

外食費も、ちょっとパスタを頼んだら30ドル、グラスワインを頼んだら13ドル。

マクドナルドさえ、500円玉でおつりがくるようなセットはなくて、うちは家族4人で1セットずつ食べると大体50ドル飛びます。マクドナルドで5000円!?と思うと行きたくなくなります。

日本の1コイン定食とか、1コイン弁当とか、すごく懐かしいです。

⑤歯医者が高額

オーストラリアでは歯科に国民健康保険が効きません。そのためちょっと治療しただけで高額な支払いを要求されます。

例えば、数年前に親知らずが生えてきて抜くことになった時も、一本の親知らずを抜くのに、2000ドルと言われました。プライベート保険に入っているので、少しは抑えられますが、先ほども述べた通り、そのプライベート保険そのものがかなり巨額なので、得してるのか否か、微妙です。

ちなみに、日本では歯医者によっては薬も込み込みで1000円で抜いてくれるんですよ。この差、日本に格安チケットで帰って、抜いてもらって、お土産買って帰って来れますよ!

⑥子供の学校への送迎とお弁当作りが毎日続く

これはお母さんに対してのデメリットですね。

短期ならそう気にもならないことですが、永住となると、かなりの年月の間、朝お弁当を作って、子供を朝と3時に送迎し、習い事にも送迎するという生活が続きます。

日本なら、朝、家でいってらっしゃいと言うだけで、あとは自分で学校に行って、給食を食べて、また自分で帰ってきますが、オーストラリアではそうはいきません。今まで日本の「送迎無し給食有生活」をしてきた方なら負担に思われると思います。

しかし、この送迎の時間に同じように集まってくる保護者達と友達になることで、たくさんの情報を得ることができます。何かわからないことがある時に、質問もできます。子供の習い事で良い所があるかとか、探しているものがあれば、情報をもらったり、ママ友は本当に大切です。

移住したら、まずはこの時間、友達を増やすよう努力するとあとが楽だと思いますよ。

⑦親の英語力によってはストレス大

親にとっては心配な子供ですが、子供はやがて柔軟に適応していきます。問題はむしろ親のほうかなと思います。生活に慣れ、一息ついたところで、仕事がある旦那さんは一先ずよいのですが、奥さんはどうでしょうか。子供の送迎や遠くまでの買い出し、そんなこんなに時間を取られて、自分のしたいことができず、さらに英語力が追い打ちをかけて好きな仕事にもつけずストレスに感じることがあるかもしれません。

オーストラリアに比較的若い時に来た方や、歳をとってからも、周りに家族がいて子育てを手伝ってもらえる環境にあった人は、オーストラリアで大学に通ったりして、こちらの資格があるため、比較的簡単に仕事も探せますし、それだけの英語力や人間関係を築いてきています。

でも、そうでない人たちは一苦労です。日本で大学に通っていたとしても、それがそっくりそのままこちらで使える資格とはなりません。むしろ、大学なんていかずに、手に職をつけていた人のほうが、こちらでは即戦力です。たとえば美容師さんや歯科助手や車の修理など。

英語力がかなりあればそれもまた突破できなくもない壁ですが、そこそこでは太刀打ちできません。まして、働ける時間や曜日が限られていたりすると、本当にやりたい仕事にはなかなかつけません。

⑧日本の家族との距離

これはオーストラリアでなくても、海外ならどこでも同じですが、日本を出るということは、日本の家族との間の距離を覚悟しなければなりません。特に永住するつもりなら、なおさらです。

駐在さんと永住組では根本的に違うのがこの覚悟です。3年したら、4年したらまた日本に帰るという駐在さんは、帰ったときのことを考えて、お子さんへの日本語教育を始め、各教科を教えることに躍起になり、大変です。

でもまた帰るのだという計画があるため、この覚悟は必要ありません。日本の家族との距離も一時的なもので、またすぐに縮むことがわかっています。

永住組は理科社会をそこまでする必要はありません。ただ、日本には帰りたい時に帰れないかもしれない。もっと言えば、親の死に目に会えないかもしれない可能性が高い。そういう覚悟をどこかでしていないと、永住はできません。

これは自分自身が年を取るにつれ(親が年を取るにつれ)現実的なものとなっていき、心の中に色んな葛藤が生まれます。永住=海外で楽しく暮らしている、だけではないのが現実です。

永住を決めたなら、親や日本の家族、会いたい人と、できるだけその距離を埋められるよう、パソコンが苦手な親ならスカイプなどを設定してやり方をまとめてノートにしてあげるとか、ラインで繋がれるようにしておくとか、できる限りの用意をして下さいね。

⑨紫外線がきつい

オーストラリアは紫外線が日本の6~7倍とも言われています。私は元々色白の美しい肌でしたが(笑)、今やシミだらけです。移住してきたころは、必死に紫外線対策をしていたのですが、つわりが酷くて、日焼け止めを塗ることすらできなくなってから、少しづつ少しづつその対策を怠るようになりました。とはいえ、比較的きちんと日焼け止めは塗っていたと思いますが、やはりこのきつい紫外線には負けます。

皮膚がんの発生率も高いことで有名ですね。私の日本人の友人も、衣服でいつも隠れている個所に皮膚がんが見つかり、先日手術をしました。

特に女性の方でオーストラリア移住なさる方は、美容のためにもその予防策を考え、対策を練って来られることをお薦めします。

⑩老後のことを考えてしまう

自分の家族や友人との距離について、「覚悟」のお話しをしました。それとはまた別に、自分自身の将来のことも考えてしまします。若いうちは特に考えもしなかったことが、現実味を帯びてくると、もし、自分が老人ホームに入る状況になった時、私はオーストラリアの老人ホームで幸せなのだろうかと考えます。答えはノーです。

毎日の食事。思うように動けないなら食べることは楽しみの一つのはず。それが毎日、特においしくなサンドイッチ、パスタ、ハンバーガーで満足できるわけがない。今はまだ食べたいものを自分で買ってきて作る元気があるから、問題ないだけです。

友達は?オージーの友達だけで、おばあちゃんになった自分は楽しく過ごせるだろうか。答えはノーです。私はやっぱり根本的には日本人とのほうがわかり合え、楽しいと思えます。オージーの友人も大切だし楽しいけれど、やっぱり最終的には理解しきれなかったり、理解できても自分とは違うなと思うところがあります。

まとめ

以上が、在豪15年の私が考える、オーストラリアへ家族で移住する時のデメリット10です。家族で移住するとなると、単身移住とはまた違って心配事も増えますよね。また、今は身軽でも、そのうち家族を増やす計画のある方も知っておくと良いと思います。

ここではデメリットのみに焦点を当てましたので、なんだかマイナスばっかりに見えるかもしれません。別記事でメリットも10個書いていますので、こちらも参考にして下さい。

オーストラリアへ家族で移住する時のメリット10

Sponsored Link

Sponsored Link

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

みいさん

こんにちは!みいさんと申します。 オーストラリアの田舎で、 2人の子供を育てています。 このブログは、PCから逃げて逃げて生きてきたPC音痴から脱出すべく、始めました。 本業の子供への日本語教育、そしてニュースで気になったことや役に立ちそうな情報を発信していけたらいいなと思っています。

-オーストラリア

© 2022 みいさんの海外あいうえお子育て